今や世界共通のキーワードとなったSDGs。
「誰一人置き去りにしない」という理念と意義を考えた時、
それは一時のブームや流行りであってはなりません。
しかし、その目標は大きく世界レベルであり、達成が遠くに感じることも確かです。
そこで我々は、小さな温泉観光地という立場ありのままで
「ごく身近な日常」から「持続可能な地域社会」の構築に貢献していこうと活動を続けてまいりました。
まさに「足下を掘れ、そこに泉あり」の精神を大切にし、
無理なく手の届くところから地道な取り組みを続け、
多様な差異を超えた「地球民族主義」を貫く
「地球市民」への参画を目指しながら、今後も歩を進めてまいります。
※画像をクリックすると詳細が表示されます。
おららのコミセ
おららの酒BAR・
醇醸蔵
ピカピカ大作戦・
花いっぱい運動
沢水・山水の利活用
磐梯朝日国立公園で
自然体験
小水力発電所
温泉バイナリー発電所
照南湖ビオパーク
地域福祉と健康増進
植林および間伐作業
移住・定住の推進
土湯温泉足軽サービス
オニテナガエビの
養殖事業
ヒューマニズム
観光地の構築
土湯温泉観光協会
基本理念
土湯アクション事業
おららのコミセ
おららのコミセでは、パートナーシップ団体が「ソーラーシェアリング」にて生産した地元産のそば粉を使用し、美容と健康に配慮された「発酵系フード」として提供。地域経済の活性化にも繋がっています。
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おららの酒BAR・醇醸蔵
温泉街の空き店舗解消とにぎわい創出のため2020年8月に完成。福島市が取得した「福島フルーツ盆。地酒(ぽんちしゅ)特区」を活用し、福島県の酒米である「夢の香」を、地元の遊休農地を借用して耕し、田植えから出荷まで一貫した自社生産にて醸造した「どぶろく」と、地元の果樹農家が育てたりんごのみを使用した、無添加の「シードル」を作っています。
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ピカピカ大作戦・花いっぱい運動
2005年より旅館や飲食店等の地元企業はもとより、地域の住民や子供たちも一体となり「ピカピカ大作戦」と名付けて、温泉街の隅々まで手分けしての美化活動を実施。また「花いっぱい運動」と名付けて、同じく企業と住民が一体となり温泉街の花植え作業も実施しています。
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沢水・山水の利活用
土湯地区の水道水源は、男沼・女沼にほど近い場所に位置し、大自然の山々が育んだ湧水を使っています。11年連続水質日本一(令和4年2月現在)の荒川と同じ源の水を浄水しているので、水道水がそのまま美味しい水になっています。
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磐梯朝日国立公園で自然体験
春から秋には「女沼」にてSUP・カヤック体験を実施。女沼という名前ですが、実際は穏やかな湖のような場所。木のトンネルを抜けたり、水の中を泳ぐ魚を追いかけたりしながら約30分で一周することができます。冬は「土湯峠地区」にて雪山体験を実施しています。
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小水力発電所
土湯温泉の東鴉川では大正時代に「土湯電気株式会社発電所」という発電事業を既に行っていた歴史があります。そんな先人たちの取り組みを参考に、環境に影響を与えず、砂防堰堤をも活用した再生可能エネルギーとなる「小水力発電所」を2015年5月より開設。全量売電された収益は、様々な形で住民やまちづくりに還元され、温泉バイナリー発電所とともに「持続可能な地域」を構築する柱となっています。
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温泉バイナリー発電所
東日本大震災を機にスタートした「温泉バイナリー発電所」。地熱発電の一種ですが、一切掘削することなく、湧き出る温泉の成分と量にも影響がなく、豊かな地域資源を100%活用した再生可能エネルギーを生み出し、全量売電された収益は、様々な形で住民やまちづくりに還元され、小水力発電所とともに「持続可能な地域」を構築する柱となっています。また、発電だけではなく、再エネの理解促進を目的とした「エビの養殖事業」にも繋がっており、温泉街の新たなブランディングにも貢献しています。
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照南湖ビオパーク
この湖は昭和40年代初期まで天然のスケート場でしたが、地球温暖化のため氷結しにくくなり放置されるようになってしまいました。そこに手を加え、フランスの画家モネの絵を連想させるスイレンの群生と幾種類ものトンボが飛び交う里山の湖として再生しました。
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地域福祉と健康増進
土湯温泉町は、高齢者率56%(令和4年2月現在)と市内で最も高齢化が進んでいる限界集落ですが、温泉街に「地域包括支援センター」があり、高齢者を対象にしたイベントや体操、相談業務を行うなど、様々な支援を地域連携のもと実施しております。また、観光協会では、年2回各旅館の従業員を対象とした健康診断や予防接種など、地域で働く皆さんの健康維持に向けた活動も展開しています。
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植林および間伐作業
磐梯朝日国立公園の豊かな自然を守るため、継続的な植林や間伐作業により、森林管理署と協定を結び「里山づくり・土湯ふれあいの森事業」を進めています。
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移住・定住の推進
地域経済の活性化および関係人口の創出、高齢者の地域定住や若者の移住のための施策などに力を入れており「コワーキングスペース」の開設や「地域おこし協力隊」の積極採用も行っています。
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土湯温泉足軽サービス
お車の免許証をもたない(返納された)高齢者や土湯温泉地区内から福島市内に通学する子供たちにバスの定期券を寄贈するサービス。こちらは再生可能エネルギーの売電収入の一部を使い実施しています。高齢者の方々や子育て世代にも住みやすい地域を目指しています。
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オニテナガエビの養殖事業
温泉バイナリー発電所から排出される冷却水を再利用して「オニテナガエビ」の養殖をしています。資源の「循環」と新たな資源の「創出」が同時に推進されます。エビを養殖することで、新たな雇用やエビ釣りカフェ等の観光振興につながると同時に、再生可能エネルギーへの理解促進にも寄与しております。
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ヒューマニズム観光地の構築
高齢者や障がい者、病を患われている方、性別に悩みを抱える方、その他生活に様々なリスクを伴う方々、そして子供たちにも、安心安全に温泉観光を楽しんで頂ける意識と環境の醸成に努め、プライバシーへの配慮とともに「バリアフリー」と「個別支援」に力点を置いたホスピタリティー機能の質向上を地域全体で目指し、人間主義に立脚した“おもてなし2.0”のエポックメイカーを目指して研鑽を続けています。
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土湯温泉観光協会 基本理念
土湯温泉観光協会では3つの基本理念を掲げ、役職員一同日々精進しております。
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土湯アクション事業
多様なフィールドと分野で活躍する「よそ者(企業・団体・個人)」とペアリングすることで、新たな地域の魅力を発掘するとともに、地域に存在しない「知恵」と「力」を誘致し、ニューノーマル時代の観光温泉地の在り方を探究するとともに土湯温泉オンリーの多様なコンテンツを創出することを目的とした「オープンプラット・フォーム」事業です。
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「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、
2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。