2021.03.11
プレスリリース
3.11に寄せて
本日14時46分18秒をもって東日本大震災と原発事故より10年の時を刻みました。
この未曾有の災害により犠牲となられた皆様方に哀悼の意を表しますと共に、被災された
皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。
あの日あの時、土湯温泉では、5軒の宿が廃業を余儀なくされ、温泉街からは人と灯りが
消え、その壊滅的な状況に未来を見失いかけました。
しかし「もう一度この地域に光を!」との不屈の決意と執念によって「復興再生協議会」の
設立と共に反転攻勢の戦いを開始しました。
あれから10星霜。土湯温泉は生きています。否、多くの皆様から応援を賜り、支えられ、
あの時よりも光り輝いております。
土湯温泉にエールを送って下さいましたすべての皆様方に心からの感謝と御礼を申し上げます。
復興は道半ばでありますが、10年前に掲げた「訪ね観る 誰もが憩う 光るまち」の実現に
向けて、この10年の労苦を糧とし、これからも弛まず前進してまいります。
土湯温泉観光協会
会長 加藤貴之